07/07/06 JR東京→水沢→ひめかゆ温泉宿泊

07/07/07ひめかゆ温泉→中沼登山口→中沼→中沼・つぶ沼分岐→銀明水→姥石平→焼石岳頂上→姥石平→銀明水→

中沼・つぶ沼分岐→中沼→中沼登山口

花の山として有名な焼石岳に登ってきました。私のような体力のない者にとっては、キツイ登りがあるらしく、躊躇していましたが
花に引かれて登ることにしました。

ひめかゆ温泉を朝5時半に、タクシーで出発。6時に中沼登山口着。6:14登山口発。中沼までは結構な急坂でしたが、登り始めで
まだ体力があったのか、割とあっさり登ることができました。中沼7:07発。中沼に映る焼石連峰の姿がとても美しかったです。
上沼のあたりの湿原ではハクサンチドリがあちこちに咲いていて大興奮。中沼・つぶ沼分岐着8:30。銀明水着9:05。登山口から
ここまで3時間かかりました。コースタイムですと2時間の行程です。銀名水の冷たい水を飲んだら疲れが吹き飛びました。

銀明水9:15発。この先すぐのところに雪渓がありました。私はストックを持って行かなかったので、雪渓の斜面から下に滑り落ちる
のではないかと、大変な恐怖でした。ストックは必携ですね。大規模な雪渓はここだけです。雪渓を過ぎると、ゴロゴロした石の道
になりまして大変きつかったです。このあたりで引き返したくなりました。何とか頑張って歩いていくと、やがて、お花畑に出会えまし
た。花々を写しながら登りますから、この辺ではあまり疲れませんでした。姥石平11:05着。ここから焼石岳、横岳が見えます。

姥石平11:14発。11:50焼石岳頂上着。コースタイムですと、登山口から焼石岳頂上まで3時間半ですが、私の場合は5時間半
かかった訳です。足腰が弱っているんだろうと思います。

頂上より元来た道を引き返しました。頂上発12:25で、登山口着16:22でしたから、下りも4時間かかった訳です。合計しますと、
登山口発6:14で戻ってきたのが16:22でしたから、丁度10時間かかったことになります。下りでも、多くの人に追い越されました。
皆さんスイスイと下山されていくのですね。まあマイペースが肝要と思って気にしないことにしましたが、自分の体力の無さには
ちょっとがっかりです。

ラン科の植物では、ショウキランを初めて見ました。最初に発見した株は花が痛んでおり、最後に写した株は咲きかかっていて、
丁度見ごろの写真が撮れなくて残念です。ショウキランが見られたので本当に嬉しいです。オノエランは丁度見ごろで
した。オノエランは姥石平あたりにしかなかったです。ハクサンチドリはあちこちで見られ、写真を撮りまくりました。花は少し遅
かったかなという印象でした。

サンカヨウも初めてみました。シラネアオイもまだ残っていてラッキーでした。ミズバショウも見られました。ここに載せたもの42種で
今回の登山は天候に恵まれ、沢山の花を撮ることが出来、また適度の運動が出来、大満足の山旅でした。

(下の写真は、撮影した順に、横から下へと並んでいます。)

ショウキラン ツクバネソウ 中沼から焼石連峰 ヒオウギアヤメ ヤグルマソウ
ギンリョウソウ ミヤマカラマツ 焼石連峰 オオバミゾホウ
ズキの群生
オオバミゾホウズキ
ズダヤクシュ ミツガシワ ハクサンチドリ ミズバショウ ウツギの仲間
シナノキンバイ ミヤマツボスミレ サンカヨウ コミヤマカタバミ リュウキンカ
シラネアオイ オオバキスミレ ヒナザクラ シロバナハナニガナ ウラジロヨウラク
マルバシモツケ チングルマ コイワカガミ ヒナウスユキソウ ウサギギクの群生
ウサギギク オノエラン オノエラン アカモノ サラサドウダン
ハクサンチドリ コバイケイソウ ヒナウスユキソウ タカネニガナ コケモモ
ミネヤナギ イワベンケイ ミヤマダイコンソウ キバナノコマノツメ ショウジョウバカマ
ミヤマスミレ ミヤマキンポウゲ ベニバナイチゴ ウコンツギ ショウキラン