2004年6月15日(火)甲府〜池の茶屋登山口〜櫛形山奥仙重〜裸山〜アヤメ平〜北尾根登山道〜見晴らし平〜甲府ハイキング

甲府より、バスの便がないので、タクシーにて、櫛形山最高峰の奥仙重の直下の池の茶屋登山口まで行きました。ここから櫛形山の尾根道まで僅か30分位なので、櫛形山登山には一番楽な登山口です。甲府から1時間以上かかり、またタクシー料金も高くつくのが欠点ですね。今回はキバナノアツモリソウに出会えることを楽しみに登山しました。アヤメはこの時期にはちらほら咲き始めといった状況でした。櫛形山ではアヤメに混じってテガタチドリも見られるのですが、今回はまだ蕾の状況でした。アヤメ平に行くまでに、ヒメムヨウランに出会えて感激しました。一つみつけると次から次へと見つかりました。ただデジカメはこういう縦に長い茎のある植物はオートフォーカスが効かない傾向にあるようでして、自宅に戻ってパソコンで見ると焦点があっていなくてがっかりしました。アヤメ平で念願のキバナノアツモリソウに出会えました。ただし、私が見たのはせいぜい10株位がかたまって生えている所でした。この先盗掘に会わず、どんどん増えてくれることを祈るばかりです。アヤメ平から北尾根登山道を下山しました。途中で、偶然にもササバギンランを見つけて大感激。ギンランは里山で5月初旬に咲きますので、ここで6月中旬にお目にかかれるとは夢にも思いませんでした。今回はヒメムヨウラン、キバナノアツモリソウ、ササバギンランとラン科の植物3種類も見られて本当に幸運でした。見晴らし平から、今朝乗ったタクシーに4時に来て貰うことにしていまして、甲府まで戻りました。